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~外野の夜明け~ Vol_067世代間の不公平

21.10.2018

 

世界では、経済格差や社会情勢の不満など多くの若者がデモをしたり声をあげて社会に訴える様子をニュースを通して見かけるが 、日本では見かけないよね?
1960年〜1970年位までは、学生運動が盛んで有名な東大安田講堂事件などが起きた。その当時は世の中を変えたいという多くの若者が集結し行動を起こした。

今の日本は、少子高齢化に伴い年金、医療、介護等の社会保障制度は、給付を受けるのも、負担をするのも、今後様々な問題を抱えている。負担額は増え続け給付額は減らされる。現代の社会不安の「受け皿」として経済的な面だけでなく、心理的な面でも、若者世代にしわ寄せが行われている。つまり、今抱えている問題は「何とかしなければ」と思いつつも解決する事なく次世代に受け継がれていく。

 

戦後のベビーブームに生まれた団塊世代が定年を迎える2007年には、 年金問題や医療問題など今後抱える様々な問題がクローズアップされ 多くの国民が不安を抱えていたにも関わらず、現状は不安通りの世の中になってしまった。あるニュース番組で記者が若者に「若者達はなぜ、社会に対して何かを訴えたり行動したりしないのか?」と質問すると多くの若者は「言っても無駄だから。何かが変わるような期待は日本には無いから」と答えた。


辛いね…若者の姿は国の明日の姿そのものである。彼らが息苦しいと感じる社会環境の中から、果たして国全体を引っ張って行こうとする前向きな気概や発想が生れるだろうか?この現状から目を背け続けることは、国の衰退にコミットするのと同じことだよね。ただ、一方で意外なことに、内閣府の若者の意識調査では、「自国のために役に立つようなことがしたいか?」という項目で、日本の若者が「YES」と回答した割合は54.5%と調査した7か国(日本、韓国、米、英、独、仏、スウェーデン)の中で最も高かった。


これだけ時代に裏切られ続け、社会にも希望が持てない中で、若者は自国や社会の役に立ちたいと強く願っている。そもそも、多くの日本国民は、この健気な若者の善意に甘え過ぎなのだ。不満の声をあげることもなく「諦め世代」といわれ諦める事を強いられさせてきたのは 俺たちを含め大人の責任なんだよ。

 

社会に出てからも大学の奨学金を払い続け、やりたい事を我慢して、好きな子との結婚も先送りにし、結婚しても共働きをして、子育てするにも保育園に入れることもできない。今の若者が抱えている現状を見ると 、これだけは早急に何とかしなくてはいけないと思っている人が多いだろう。

来年10月から消費税引き上げが実施されることが濃厚となったが、国の借金返済だけに充てられることが無いよう、社会保障制度が少しでも充実されもっと若い世代が希望の持てる世の中にして行けるように、問題を先送りにせずに早急に取り組んで欲しい。

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