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~外野の夜明け~ Vol121コロナ騒動で見えて来た政治

執筆者の写真: kirakuya-webkirakuya-web


第2次安倍内閣が発足してからの7年間の間に使った「内閣官房機密費(報償費)」86億円余のうち領収書不要の「政策推進費」に78億円も使われていた。



官房機密費って、会計検査院に対しても領収書や支払先を明らかにする必要が無い。「政策推進費」と呼ばれるお金は、菅義偉官房長官自身が管理し、菅氏に渡った時点で支出が“完了”となる。19年3月の年度末までに使い切れず、国庫に返納した機密費はたったの4万3268円。国庫に返納した機密費は7年度分をすべてあわせても37万円余だとか…。耳を疑う様な話だ


コロナ対策で失態だらけの安倍内閣。緊急事態の最中に、次から次へと明かされるお金にまつわる黒い疑惑の数々…お友達人事がやらかした不祥事で、国民は安倍政治の本質に疑問を感じ始めた



もともと非常事態が起きると前提して「憲法改正」をしたいと言ってきた人なのに、非常事態がいざ起きると、何をすべきか真面目に考えてこなかったことが露呈しまくった。


何百億円もかけて作った「アベノマスク」は、妊婦さん向けに先行配布した中から、髪の毛や虫などの異物混入が確認されたり、マスクの製造料や送料など実際にかかった支出額と予算額との差が248億円越えだったりとやりたい放題。巨額な税金の行方はどこへ消えたのだろう…そこまで強引に税金投入をして作成されたマスクも国民にとっては不要の産物。捨てられたり寄付されたり この頃から政治に対しての不安が勃発し出した様に思う。国民がコロナの苦しみの中で政治のあり方に正面から目を向けるようになり、安倍政治の本質に気づいたからだろう


この半年の間に起きた不祥事の数々…


「菅原前経産相の香典提供」で、明らかに違法なのに公選法違反不起訴。理由は大半は本人が弔問していたが、たまたま代理人が弔問した事があり本人も謝罪をしたから無罪放免…



「黒川前検事長の常習賭博、贈収賄」で告発されるも、賭けた金額が多額じゃなかったからという、どうしょうもない理由で不起訴。しかも退職金5900万円を支給された…なんとも、羨ましい限り。かけ麻雀で逮捕された芸能人もいたのに 無罪で退職金付きなんてどうかしてるよ!



「河井克行前法相と妻の河井案里参院議員を公職選挙法違反容疑で逮捕」昨年の参院選に出馬した案里氏側に、自民党本部から1億5000万円が振り込まれた。同時に出馬していた現職議員に対して支払われていたのは、その10分の1の1500万円。選挙活動費としては巨額な額だが、実際に河合克行氏が地元にばらまいた額は100人に2600万円だと言う…残りのお金の使い道ってどうしたんだ?



安倍内閣の現在の支持率は低迷中…まあ、これだけやらかしたら仕方ないよね。新型コロナウイルス対策への失望感、検察庁法改案に対する反発、森友問題など、いくつもの問題を抱えていて、国民の不信感も爆発寸前。あるジャーナリストは「貴族政治」と呼んでいる。国民の暮らしや、金銭的な事など全く理解していない上級国民向けの政治。以前、「主婦のパートの給料は20万くらいでしょうか?」と発言して随分叩かれていたっけ。


それに、国民がコロナ感染拡大で自粛中に、花見や旅行を楽しむ昭恵夫人は、さしずめマリー・アントワネットと呼ぶべきだろう


数々の不祥事を並べてみたけど、改めて日本ってこんなにダメな国だったのかと 残念に思う。


連日メディアで物議を醸している、GO TOトラベルキャンペーンも 国民の多くは「今ではないでしょう」と感染拡大の懸念を抱いている。未だに制度の仕組みが明確にならないままのスタートで、色々な問題が起き「GO TOトラブルキャンペーン」となっている。また、ここでも観光関連の14団体から、自民党幹事長の二階俊博氏をはじめ自民党の議員37名に対し、少なくとも約4200万円の献金が行われていた。金に執着した政治家ばかりで 世界の笑い者だな


税金は政治家のお小遣い。まったく、いい加減にしてくれ!頼むぜ


~発想をかたちに kirakuya web ~

http://kirakuya-web.com

 
 
 

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